(1)一定額を支払う義務のある費目からはじめる。
住宅ローン、税金、その他のローンの支払いは月々に変わることはありません。
まずそういう費目の数字を埋めましょう。
(2)生活に必要な費目で金額が一定していないものは、平均的な見積り額を書く。
食料、衣類、光熱費や車のガソリン代などはそれなしには生活できず、月々に金額が変わります。
過去の記録があれば、前年に使った総額を十二で割り、月々の平均値を出します。
生活をもっと簡単にすれば、この数字を減らせることを忘れないでください。
(3)決まった金額を負債減らしに当てる。
負債の重圧から抜け出るには、新しい負債を拒み、古い負債はいくらか上乗せして定期的に返済することです。
これを必ず守れるように、予算に組み込んでおきましょう。
たとえば、住宅ローンの返済額が月に十五万円なら、十八万円払うようにします。
クレジットカードの一括返済ができなければ、月々の返済額をなるべく大目に払えるように頑張りましょう。
(4)貯蓄/投資を支出に入れる。
毎月の貯蓄/投資にまわすお金は、支払い義務のある費目と考えましょう。
将来、これが簡単な経済生活の鍵となります。
長谷川桜子・育児コンサルタント