白癬(たむし)は、肌が、1円のアルミ貨ぐらいの大きさに、まるくカサカサになります。
その丸のふちは、心もちふくらんでいます。
これが頭にできると、地肌がまるくカサカサになり、髪の毛は折れてみじかくなってしまいます。
乳児期をすぎてから、顔によく、うす茶色の蜂蜜のような色をしたカサブタができることがあります。
顔にカサブタができたら、まず、膿痂疹と考えたらいいでしょう。
これは、顔に、ニキビのような、小さい吹出物ができて、はじめはそのてっぺんが、白または黄色っぽい水ぶくれになっていますが、ちょっとさわるとすぐにつぶれて、そのあとがカサブタになります。
そして、治ってもまたすぐべつの新しいのができて、顔だけでなく、手でさわれるところなら、からだ中どこへでもひろがっていきます。
長谷川桜子・育児コンサルタント