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2014年12月29日

よくない態度をる(長谷川桜子)

罰を与えたためにかえって、乱暴に、反抗的になったり、よくない態度をとるようだったら、失敗だったのです。

また罰を受けて、こどもがひどくこたえたようならその罰は重すぎたのです。

おなじような罰でも反応はこどもによって、みんなちがうものなのです。

不注意で、こどもがついお皿を割ったり、着物をやぶってしまうことがあります。

親との間がしっくりいっていると、こどもも自分のしたことに対して、あなたと同じように心をいためているはずです。

そういうときには罰を与えたりするのはもってのほかです。

ときには逆に慰めてやらねばならないくらいで、本人が悪かったとおもっているのに叱ったりすると、悪かったとおもう気持をぶちこわし、弁解ばかりする子にしてしまいます。

大きい子が、いつもお皿をオモチャにして、しょっちゅうこわすようなら、その子のお小遣いで弁償させるのも、当を得たやりかたでしょう。

六才以上になると、罰というものの意味がわかってきますから、与えられた罰が当を得ていると、いさぎよく納得してくれます。

しかし、「よくないことをしたための、当然のむくい」という考え方は、六才以下のこどもには、まず通用しないし、三才以下の子には、絶対そういうやり方をしてはいけません。

長谷川桜子・育児コンサルタント
  
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Posted by 長谷川桜子 at 01:05長谷川桜子

2014年12月26日

ふざけるのはほどほどに(長谷川桜子)

お父さんは、よくこどもと大さわぎをしてふざけるし、こどもたちもそれが大好きです。

しかし、こどもは、そういうことで、ひどく興奮しやすいものだし、ときには、夜、床についてからうなされたりすることがあります。

2歳から4歳くらいのこどもは、好き嫌いや、恐怖に対する感受性が強くて、手のつけられないほど興奮してしまうものだということを忘れないことです。

まして小さい子は、本当のことと、まねとの区別がつきません。

お父さんが熊のまねをしたり、レスラーのまねをしたりすると、いつのまにか、本物と区別がつかなくなってしまうのです。

この傾向は、小さい子ほど強いものです。

だから、ふざけるのもほどほどにして、こどもがもっともっととねだっても、適当なところで止めなければいけません。

また、単なる遊びのつもりでも、あまりしつこく追いかけ回したり、ケンカのまねをするのはよくありません。

「高い、高い」のようなごく簡単なことならかまいませんが、それでも、こどもが興奮するようだったら、すぐに止めることです。

一般に男の方が、女よりも気性が激しいのです。

しかし、文明社会では、男はこの激しい気性をおさえていなければなりません。

長谷川桜子・育児コンサルタント  
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Posted by 長谷川桜子 at 01:08長谷川桜子

2014年12月23日

女の子にもやさしい父親が必要(長谷川桜子)

男の子にはお手本として父親が必要だということは、誰にでもわかるのですが、女の子にも、いっしょに遊んでくれる父親が、別の意味で、やはり大切だということを理解している人は、案外少ないようです。

もちろん、女の子は、父親を手本としてまねするというのではありませんが、お父さんが自分を認めてくれているという意識が、娘として、また女としての成長に大きな力になるのです。

ほんのちょっとしたことですが、たとえば、着ている洋服がよく似あうとか、髪の型がステキだとか、作ったお菓子がおいしいといって、ほめてやったりすることでいいのです。

もっと大きくなったら、お父さんは娘の意見に耳をかたむけてやり、相談相手になってやるようにします。

ボーイフレンドを持つようになったら、内心では娘の相手としては不足だとおもっても、こころよく家に迎え入れてやるようにします。

女の子は、父親に理想の男性像を求めながら、半数は男性で成り立っている社会の中で、一人前の大人として生活していく準備をするのです。

どんな男友だちとつきあうようになるか、その中から、どういう男性を愛するようになるか、また、どんな結婚生活をおくるかについては、こども時代、娘時代を通して、父親とどんなつきあいをしていたかに、大きく左右されるものです。

長谷川桜子・育児コンサルタント  
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Posted by 長谷川桜子 at 02:08長谷川桜子

2014年12月20日

自分を可愛がってくれ、認めてくれる人をまねる(長谷川桜子)

キャッチボールなども、こどもの方からしようといい出して、たのしくやってこそ、はじめてよい結果が生まれるのです。

こどもは、男の子に生まれたというだけで、男らしい精神をもつようになるものではありません。

男の子は、お父さんや、親しいおじさんやお兄ちゃんたちのすることをまねているうちに、男らしい気持をやしない、男らしい態度を身につけていくのです。

こどもは、自分を可愛がってくれ、認めてくれる人をまねるものです。

お父さんが、短気をおこしてどなりつけたり、イライラして、年じゅうああしろこうしろというようだと、お父さんのそばにいるのがいやになるばかりか、ほかの男の人や、男の友だちといっしょにいるのまでいやになってしまいます。

そうなると、どうしてもお母さんの方に強くひかれ、自然にお母さんのすることや、おもしろがることをまねするようになってしまうのです。

だから、男の子を男らしく育てたかったら、泣いたといって叱ったり、女の子のような遊びをするといってバカにしたり、早くから無理にスポーツを教えこもうとしないことです。

それよりも、いっしょにいるときにたのしく遊んでやって、お前はお父さんにそっくりだといって自信を持たせ、こどもと二人だけの秘密をもったり、ときには二人だけで遠足に行ったりするのがいいとおもいます。

長谷川桜子・育児コンサルタント  
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Posted by 長谷川桜子 at 01:03長谷川桜子

2014年12月17日

お父さんは男の子のいい友だちになってほしい(長谷川桜子)

たとえ十五分でもいいから、たのしく遊んで、「さあ、これからお父さんは新聞をよむよ」といってやる方が、いやいや動物園へおつきあいして、一日じゅう仏頂づらしているより、ずっと効果的です。

一方、こどもを完壁に育て上げようと熱を入れすぎるあまり、こどもといっしょにたのしむことが出来ないお父さんもいます。

たとえば、こどもを運動選手にしたいばっかりに、小さいうちから、キャッチボールをしに外へ連れ出します。

ところがこどもの方は、まだ小さいので、ポールを投げるのも、とるのも、上手にできなくてあたりまえです。

そこでお父さんは、いい方はやさしいのですが、つい口うるさく、ああしてはいけない、こうしてはいけないと、教えこむようなことになってしまうので、こどもにすれば、おもしろいはずがありません。

結局、お父さんといっしょに遊ぶことは、たのしいどころか、自分はお父さんの期待にこたえられないダメな子なんだと、おもいこませるハメになってしまいます。

男の子は、人なみに自信があり、ほ漆らかな子だったら、時がたてぱ、自然に、スポーツがすきになるものです。

そして、手取り、足取り教えこむより、お父さんが僕の腕前をほめてくれたぞ、と、自信を持たせてやる方が、ずっと効果的です。

長谷川桜子・育児コンサルタント  
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Posted by 長谷川桜子 at 01:05長谷川桜子

2014年12月15日

友だちとしてのお父さん(長谷川桜子)

お母さんは、ケガをしたり、病気になったりしたときだけでなく、ふだんから、もっとこどもといっしょにたのしみ、愛情を示してやらなけれぱいけません。

こどものケガを、必要以上に心配するのも感心しません。

こどもを不安にさせるだけです。

こどもがケガをしたときは、大いになぐさめてやった方がいいのですが、キズのことは、あまり大げさにいわないで、早くなおってまた外で遊びましょうね、というふうに、元気づけてやりましょう。

男の子でも、女の子でも、なるたけお父さんのそばで遊ぱせるようにして、できたら、お父さんといっしょになにかをする、というふうにしたいものです。

ところが残念なことに、たいていのお父さんは、家に帰ってくるとヤレヤレとばかり坐りこんで、すぐ新聞をひろげるということが多いのです。

しかし、こういったお父さんでも、こどもといっしょになってやることがどんなに大切かがわかってくれたら、きっとそれなりに、努力してくれるだろうとおもいます。

「それなりに」という言葉を使ったのは、常識のある父親(あるいは母親)なら、自分を犠牲にしてまで、こどもにつき合おうとは、おもわないはずだからです。

長谷川桜子・育児コンサルタント  
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Posted by 長谷川桜子 at 02:05長谷川桜子

2014年12月12日

人間らしいペースをとり戻す(長谷川桜子)

生活に溶け込んだテクノロジーを見直す。

カールは、お気に入りのCD「シーサウンズ」の音楽で朝の五時半に目覚めます。

このCDは彼がベッドを出なくてはならない時間の十五分前にかかるようにプログラムされ、夜明けをイメージしたフルスペクトラム・ランプと連動しています。

一方、前の晩にセットされたコーヒーメーカーがタイマーでスタートし、かぐわしい香りを部屋一杯に放っています。

その中でカールはEメールに目を通します。

朝の一杯目のコーヒーとEメールを済ませると、今度はノルディックトラックマシン(時間や距離や消費カロリーを記録し、表示する装置つきのランニングマシン)に飛び乗ります。

このエクササイズの間、定期的に腕時計で脈拍を測ったり、テレビをつけて朝のニュースと天気予報を見たり、マシーンにつけたミニテープレコーダーに思いついたことを吹き込んだり、いつも手放さない携帯電話に出たりします。

マシーンの時間が終わると、冷凍の朝食用キャセロールを電子レンジに放り込み、ストレッチをしてから食べ、シャワーを浴びて、自宅のオフィスに戻ります。

「九時までにはエクササイズとメールの通信を済ませ、世界や地元の最新ニュースもチェック。

それからパッと一日の仕事にとりかかる」

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2014年12月09日

自分の経済生活(長谷川桜子)

一歩一歩、私たちは自分の経済生活を管理できるようになります。

持っているお金や使うお金を管理するだけでなく、その使い道をたどり、今、多くの人たちを引きずり込もうとしているお金の罠を避けることもできるようになるのです。

一番大事なのは、お金とは何であり、また何ではないのかを知ることかもしれません。

お金は豊かさの源ではないのです。

お金はなくても、みんな豊かになれます。

お金が苦痛や不安の種ではなくなるとき、私たちの生活はすばらしく豊かになります。

なかには「出発地点」にたどり着くのも、まだずっと先だという人もいるでしょう。

でも大丈夫。

あきらめないで。

いつかはたどり着くのですから。

最初の一歩を踏み出しさえすれば。

現代のむずかしい要求や複雑さについていくのは大変です。

すべてをテクノロジーのせいにしたくなります。

テクノロジーさえなければ、もっと安らかですこやかで簡単な生活ができるのに……。

でも、そうでしょうか。

本当にテクノロジーは私たちの生活を複雑にしているのでしょうか。

もしかしたら、簡単生活を目指すうちに、テクノロジーは私たちの味方だといえるようになるかもしれません。

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2014年12月06日

お金の行方を追った主婦(長谷川桜子)

途中でむずむずと衝動買いの虫が頭をもたげてきても我慢、我慢、我慢です。

ジーナはずっと前に自分なりの現金管理法を考え出しました。

毎週、一定の現金を銀行の口座から引き出します。

週半ばで現金がなくなったら、次の週まで使わずにおきます。

やがて彼女は、家族のいろいろな必需品(食料品や備品など)を買う前からお金がなくなっていることに気づきました。

そんなに使った覚えはないのに不思議でなりません。

そこで一週間分の支出をたどることにしたのです。

いつもポケットに封筒を入れておき、どんなに少額でも、何かを買うごとにレシートをもらって封筒の中にすぐしまいます。

レシートがなければ、買ったものとその金額を封筒の表にさっとメモします。

一週間も終わりに近づくと、またも現金が足りなくなりました。

ジーナは椅子に座り、レシートと封筒のメモから支出を費目別に書き出しました。

できあがったリストを見ると、お金がどこに消えたのか一目瞭然でした。

土曜日の朝のわずか十五分間で、毎週のお金の漏れ口に蓋をするための貴重な資料ができたのです。

実際、あまりにもためになったので、今でもそれを習慣にしているほどです。

長谷川桜子・育児コンサルタント  
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2014年12月03日

予算の優先順位 その2(長谷川桜子)

(5)残った分を自由裁量の支出に割り振る。

この時点で予算に当てた金額の合計を出します。

その金額を月収から引きます。

その差が自由裁量になるお金です。

合計金額がすでに収入を越えていれば、一番目の一定額の費目以外を見直し、どう切り詰めるか考えます。

優先順位の三番目、負債を減らすお金が、貯金よりも、むろん娯楽費よりも先にきていることに注目してください。

負債があってもいいじゃないかって?ええ、いい場合もあります。

でも、負債の習慣(クレジットカードの残高をいつも引きずり、借りたお金でものを買ったり、休暇を過ごすこと)が経済生活を複

雑にし、無駄遣いの原因になるのは間違いありません。

お金がなくても使いたくなりますし、将来のことも柔軟に考えられなくなります。

資金があっても返済に縛られるからです。

それに長い目で見れば、手に入れた品物の実際の値段よりもうんと高く払ったことになります。

ある小さな事業を成功させた社長の言葉ですが、お金の借りがあるのは、内側からさびてしまうようなものです。

外側はよく見えても、土台はしだいにもろくなり、ついには思わぬ穴があいてしまいます。

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Posted by 長谷川桜子 at 01:00長谷川桜子

2014年12月01日

予算の優先順位 その1(長谷川桜子)

(1)一定額を支払う義務のある費目からはじめる。

住宅ローン、税金、その他のローンの支払いは月々に変わることはありません。

まずそういう費目の数字を埋めましょう。


(2)生活に必要な費目で金額が一定していないものは、平均的な見積り額を書く。

食料、衣類、光熱費や車のガソリン代などはそれなしには生活できず、月々に金額が変わります。

過去の記録があれば、前年に使った総額を十二で割り、月々の平均値を出します。

生活をもっと簡単にすれば、この数字を減らせることを忘れないでください。

(3)決まった金額を負債減らしに当てる。

負債の重圧から抜け出るには、新しい負債を拒み、古い負債はいくらか上乗せして定期的に返済することです。

これを必ず守れるように、予算に組み込んでおきましょう。

たとえば、住宅ローンの返済額が月に十五万円なら、十八万円払うようにします。

クレジットカードの一括返済ができなければ、月々の返済額をなるべく大目に払えるように頑張りましょう。

(4)貯蓄/投資を支出に入れる。

毎月の貯蓄/投資にまわすお金は、支払い義務のある費目と考えましょう。

将来、これが簡単な経済生活の鍵となります。

長谷川桜子・育児コンサルタント
  
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Posted by 長谷川桜子 at 01:02長谷川桜子