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2014年10月26日

赤ちゃんのためになる(長谷川桜子)

赤ちゃんのためになるとおもえぱ、「ダメ」とはっきりいえるし、正しいと知ってそういっているのだから、あとでくよくよ気にすることもないわけです。

しかし、ひと口に親といっても、あまやかしやすい親と、それほどではない親があるものです。

あまやかしやすい親というのは、たとえば、長い間こどもがなくて、やっと生まれたが、もう、あとはできそうにもない親、自分たちの人生がパッとしなくて、それで、果せなかった夢をこどもに託そうとして、そのためなら、どんなことでもするという親、赤ちゃんを養子にもらったためにまずいことをしたといわれないような、立派な子に育て上げようと、それこそスーパーマンそこのけにつくそうという親、大学なり、看護婦学校なりで、児童心理学を勉強するとか、じっさいにそんな仕事をやったことがあって、そのためにも、他の人よりも立派にこどもを育てなければならない、とおもっている親です。

(じっさいには、理論を知っていると、かえってむずかしいものです)

怒ったあとでこどもにすまなかったとおもい、こどものいう通りにしてやってつぐなおうとする親、赤ちゃんの泣き声をきくと、もうやたらに腹がたってくるとか、自分がわるいから泣くんだという気がして、どうにもがまんできなくなってしまう親、あまやかしやすい親とは、こんな親たちです。

長谷川桜子・育児コンサルタント
  
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Posted by 長谷川桜子 at 00:06長谷川桜子