2014年10月29日
赤ちゃんの不安(長谷川桜子)
原因はさまざまですが、どの場合にもいえることは、こんな親たちは、こどものいうことは何でもきいてやろうとするあまり、自分たちのたのしみはおろか、当然してもいいことまで犠牲にして、しかもそれをすこしも苦にしないことです。
もし赤ちゃんが、これとこれは親に要求してもいいのだという判断ができるのなら、赤ちゃんのいいなりになるのもわるくないでしょう。
しかし、赤ちゃんにそんなことはできるわけはありません。
むしろ、赤ちゃんは、親がはっきりと教えてくれるはずだとおもっています。
それが赤ちゃんを安心させるのです。
それなのに親がぐずぐずしていれば、赤ちゃんも不安になってきます。
たとえば、泣くたびに、そのまま放っておくなんてとんでもない、といわんばかりに、心配そうに抱きあげていると、赤ちゃんの方でも、一人でほうっておかれてはたいへん不安な気持になってくるのです。
そして、親がいうことをきけばきくほど、こどもはもっと、もっとと要求するでしょう。
(人間というものはいくつになっても、非常におとなしい人に対しては、ついおしつけがましくなるものです)
長谷川桜子・育児コンサルタント
もし赤ちゃんが、これとこれは親に要求してもいいのだという判断ができるのなら、赤ちゃんのいいなりになるのもわるくないでしょう。
しかし、赤ちゃんにそんなことはできるわけはありません。
むしろ、赤ちゃんは、親がはっきりと教えてくれるはずだとおもっています。
それが赤ちゃんを安心させるのです。
それなのに親がぐずぐずしていれば、赤ちゃんも不安になってきます。
たとえば、泣くたびに、そのまま放っておくなんてとんでもない、といわんばかりに、心配そうに抱きあげていると、赤ちゃんの方でも、一人でほうっておかれてはたいへん不安な気持になってくるのです。
そして、親がいうことをきけばきくほど、こどもはもっと、もっとと要求するでしょう。
(人間というものはいくつになっても、非常におとなしい人に対しては、ついおしつけがましくなるものです)
長谷川桜子・育児コンサルタント
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